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『神の手』

試験中だけど完全に油断してるので読み掛けだった小説を読み終えた。



いったん″空気″ができあがると、それにそぐわない意見はすべてシャットアウトされる。この国を律しているのは、正義でも理念でも経済でもない。ただの″空気″だ。古くは戦前の軍国主義から、最近の自己責任論やグローバリズムまで、日本を動かしてきたのは、常に社会を覆う″空気″だ。
(久坂部洋『神の手(下)』)


作品自体はフィクションけど、これは確実に現実に言えること。″空気″の恐ろしさというものを常々感じるからこの部分が一番印象に残った。


世の中、医療を扱った小説とかドラマって沢山あるけどあんまり興味ないんだよね。でも久坂部洋の本は医療について何も知らない私でも理解できるし、ストーリーも手が込んでて面白いからすき。天才なんだろうなって思ってる。